めだかの学校 よもやま話 第2話( 2021-4-21 )

『一本の電話から始まった』と言いました。そう「人形劇」が4人をつなげてくれていったのです。

 みなさん覚えていませんか? たしか34年ほど前、当時首相の竹下登さんが1億円を各市町村に配ってくれたことを。その頃引佐町に住み始めた影絵劇団「夕やけ」が人形劇公演をしました。それを子供さんと見た伊藤茂男さん、子どもさんが興奮して夜も眠れず・・・「人形劇はすごい!」とびっくり。伊藤さんは町が1億円の企画募集に応募、なんと「人形劇の里づくり」が2等に。その頃、静岡県の人形劇団は各地持ち回りで「人形劇フェスティバル」をしていました。そう、影絵劇団「夕やけ」を応援しようと動き出していました。そう伊藤さんの出した企画案と合わさったんですね。
 静岡県人形劇協会相談役の愛称バラさんが動き出しました。静岡新聞本社の同フロアにいる事業局次長の平山豊さんに。平山さんは引佐町の伊藤茂男さんに。私は県内の人形劇団に。動きは早い。ここで引佐町と静岡新聞・静岡放送と静岡県人形劇協会・人形劇センター静岡が共同主催で、竹下登首相からいただいた1億のほんのすこしいただいて、『第1回いなさ人形劇まつり』へと動き出したのです。・・・そして私の足が引佐町へと向き始めたのです。そう、ここで言い出しっぺの伊藤茂男、平山豊、榊原幸雄の3人がつながりました。
 今はプロ劇団が主体になっていますが、その人形劇まつりも引佐町の大きなイベントと定着し、毎回開催されて今年は34回目になります。昨年はコロナで無観客で公演し、それをユーチューブで無料放映されました。今年も開催されることでしょう。
 次回はいよいよ「人形劇まつり」から、「おもしろ人立めだかの学校」へとおしゃべりをしていきたいと思います。
 皆様くれぐれもコロナウィルスにはお気をつけ下さいますように・・・ご機嫌ようお楽しみに!

事務局 言い出しっぺ 榊原幸雄

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